静かに、落ち着ける場所。
にぎやかさを目指さない、というのが、店をはじめたときに決めたことでした。照明をひとつ落とし、声を半音さげる。それくらいの距離感が、いちばん心地よい時間を運んでくれます。
はじめての方も、おひとりの方も。ご予約なしでお越しいただけます。静かな夜の入口として、気負わずに扉を開けてみてください。
季節の素材、産地のジン、自家製のシロップ。一杯ずつ、そのときの宇部の景色を映したくて、ゆっくり手を動かしています。
好みを聞かせてください。メニューから選ぶだけでなく、その日の気分と素材から、一杯をお作りします。
旬の果実を仕入れ、自家製のシロップに仕立てる。目には見えない仕込みの時間を、一杯のグラスに注ぎます。
山口県産クラフトジン「青舞(オーブ)」を筆頭に、造り手の顔が見える一本を選んでいます。
2020年3月、JR宇部新川駅の前に、ひとつのカウンターを構えました。この街にも、静かな夜が要る。そう思って続けてきました。
派手な技も、難しい知識もいりません。一杯のお酒の向こう側で、お客さまそれぞれの時間が、すこしだけ深く流れること。それだけを願って、毎晩シェイカーを振っています。